特集:患者さんからともに歩んで教えてもらったこと|歯周病 横浜市|歯周病治療センター横浜

  • 第30回 歯ぐきの腫れが切開をしないでも良くなりホッとしました  2011年4月01日UP!

この方は歯ぐきが腫れて切開するのが嫌でなんとかならないかと思われ来院しました。
誰でも思うように歯ぐきを切開されることは正直痛いし避けたいと思いますし、歯医者の私でもそう思います。ですから、できるだけ痛い治療はさける治療方法を選びます。その方法としてはまず第一選択としての予防プログラムを行い、歯ぐきの反応を見ました。
その結果、歯ぐきの腫れは半分良くなりましたが完全ではなく、入っていた4本の差し歯が歯ぐきの良くなることを邪魔していたが分かり、予防プログラム後に仮歯に変えたら 歯ぐきの腫れが私もビックリするくらい引きました。
4本の新しい差し歯は自宅での予防プログラムができる事を第一目標に治療させていただきました。

  • 第29回 考えさせられる患者さんです  2011年3月25日UP!

7年ぶりなのですが前に撮った写真もなくなり現時点での写真しかありません。電話をいただいたときに「先生に以前いれてもらった歯がグラグラする」と言われどんな状況なのか?と思い、来院して診たら愕然としました。
来院していた時はレントゲンを撮らなくても誰が見ても分かるかのように前歯はもう助けられない状況でした。この方も予防プログラムを行いメンテナンス(定期検診)にも来てくださり一時期はいい状態でしたが色々な状況で通院が途絶えてしまったのです。たばこも吸い(患者さんには生きがいなようです)、飲酒もやり口の環境にはマイナス要因が多く歯周病の進行をとめるには患者さんの自己責任による行動にウェートがかかるタイプなのです。

  1  残っている歯は全部抜いてほしいもちろんできません
  2  定期検診だけなら来るが、積極的な治療はもうしたくない、いじられたくない
  3  差し歯はもう懲りた
  4  インプラントは嫌だ
  5  タバコは1000円位になったら辞めようかな(笑)
  6  フロスだけは毎日やっているよ!

という患者さんに対して私ができることは2度と定期検診に途絶えさせないように患者さんの真の声に耳を傾けていないとならないことです。

  • 第28回 正直こんなに歯ぐきが綺麗になるなんて・・・  2011年3月18日UP!

これはレーザーを使って歯ぐきのメラニン色素を除去したものなのです。本来レーザーを導入したのは、むし歯や歯周病の予防と治療のためだったのですがこういうこと(麻酔を使わずにメラニン色素を除去ができる)もできますよ!っとレーザーのメーカーから言われておりました。
この方は笑うと口元黒く見えて大変気きにされており、歯ぐきの中にあるメラニン色素を取るためには、普通は麻酔をしてメスでメラニン色素を剥ぎ取るという聞いただけでも恐ろしいことをしないといけません。ですからメラニン色素を取りたいがためらう患者さんが多いのが実情なのです。
レーザーを使うと麻酔も使わずに、メラニン色素を取ることができるのです私も正直びっくりしました。治療後は痛みがあっても2,3日醤油がしみる程度なのですね。中にはまったく痛くなかった方もいました。

「レーザー治療でできること」として・・・
  • 第27回 腫れている歯ぐきをよく見ると  2011年3月4日UP!

この患者さんはとても几帳面な方で予防プログラムも熱心にされ、今回間隔が約4か月開きましたが十分に歯垢の管理(プラークコントロール)は患者さんによる自己責任のもといい状態なのです。
それにもかかわらず歯ぐきの腫れが予防プログラムを開始されて以来、今日まで約4か月間改善されておりません。犬歯の後ろの歯(前から4番目)ですから、歯垢の管理(プラークコントロール)がそんなに難しい場所ではないのですが・・・。
腫れた所をよく見ると詰め物が入っていて、歯と詰め物に段差があります。その段差に歯垢が残り歯ぐきを腫らしているのです。また虫歯もまた再発して出来ております。(2次う蝕といいます)詰め物や治療の仕方(治療行為全般)によって再び虫歯や歯周病になっては困りますので、自宅での予防プログラムができるような治療方法も重要になってくるのですね。

  • 第26回 なぜ歯周病は上の歯に多いのか?  2011年2月25日UP!

この方は上の歯(前歯6本)がグラグラとなって来院しました。口の中を見ますと、

  1  上の奥歯は2本なくなっております⇒前歯に負担かかる
  2  下の前歯はすり減っています⇒かみ合わせの高さの低下前歯に負担かかる
  3  上下とも奥歯はすべて治療していて大きな冠が入っている⇒②と同じ現象
  4  上の前歯により下の前歯が見えない⇒①と同じ現象

というような問題点(A)が見えてきます。
また下の歯と比べて上の歯を支えているアゴの骨の硬さが柔らかいという解剖学的な問題点(B)があります。要するに歯周病というのは

  問題点(A):かみ合わせ=力の問題
問題点(B):骨の問題

を含んでいるのです。問題点(B)はどうすることもできないので、問題点(A):かみ合わせ=力を考慮に入れながら、治療を行っていかないと患者さんにとっても我々(医療者)にとっても悲しい結果が待っていることになります。

  • 第25回 歯周病治療に積極的になってくれたのには訳があります  2011年2月18日UP!

この患者さんは息子さんの紹介でH11年7月にお越しになりました。最初は銀歯がとれたのでつけてほしいとのことでしたが、歯ぐきは腫れ、たばこも吸い、出張も多く(生活習慣も乱れがち)本人にはその自覚はありませんが、典型的な潜在的歯周病リスクファクターを持っているタイプです。
メンテナンスの間隔はこの患者さんの場合は最低でも3か月以内がいいのですが、なかなかその意識を持ってもらえず、毎年3月にある人間ドックのついでにこちらに来る1年に1回という来院状況がH18まで約6年間続きました。それが今は3か月に1度に変わりました。それは同世代(60代)の会社の方々が、次々と歯周病になって入れ歯やインプラントになり始めたからなのです。そこでやっと患者さんは気づいてくれました。毎年歯周病の検査をしてきた甲斐がありました。
今ではちゃんと次回までにここをきれいしていくる!という目的意識をもって次回の来院(3か月ごと)に臨んできております。「いや~先生の所だけだよ!いつも歯垢を赤く染めたり、歯周ポケットを測るときにチクチクするが、しょっちゅうやられる(!?)のでやっと気がついたよ!」・・・と言って頂けました。

  • 第24回 30歳になったら歯ぐきがこのままでいけない!と感じていたのです  2011年2月11日UP!

前回の歯の治療は大学卒業する時(22才)で約10年前になるのでした。職業は学校の先生で非常に忙しいようです。精密検査したらむし歯は28本中20本あり、歯ぐきも腫れている状況です。患者さん本人も歯ぐきがシャキ!としていなくいくら磨いてもムズムズ感がとれないと自覚して来院されました。
この方は典型的な生活習慣(言うなれば職業病です)でむし歯や歯周病が起こってしまったので、患者さんにも認識してもらわないと小手先の治療では改善しません。この方の場合は理想の歯周病治療は仕事を辞めることですが、それは無理なことですので患者さんの意識改革が必要となってきます。そのためにも予防プログラムは有効になるのです。

  • 第23回 とても80才の口には思えません  2011年2月4日UP!

この患者さん(横須賀市在中)とはH5年からのお付き合いですから、すでにH23年で18年目になりました。治療した歯も私が勤務医時代に行ったH8年前のままです。
それ以来ずっと6か月ごとのメンテナンスを14年続けております。あっという間に時が経ちました。みなさんにこの患者さんのようになってもらいたいので、患者さんに日頃歯のために気をつけている秘訣は何ですか?と尋ねましたら「先生の言われたこと(歯ブラシとフロス)を守っているだけですよ!」とのことでした。
普通は28本歯があり2本しか失っていないだけで26本残っていて、一般的な80代の残っている歯の数は7~8本(20本以上なくなっている計算になります)ですからとにかくうれしいですね~!!!これだけいい状態が持続しているのは以下に尽きるとおもいます。

  1  予防プログラムができる治療方法
  2  患者さんによる予防プログラムの自宅での実施
  3  メンテナンスの継続

  • 第22回 やっとここまで来ました  2011年1月28日UP!

最初にお越しなったときは歯が痛くてそれは我慢できない状況であったのを昨日のように覚えております。初診時(H21,4月)の写真を見ていただければ、お分かりなようにどこが痛んでもおかしくない状態でした。
でもこの方だけが変でなぜすぐに歯医者に来ないで、ここまで放っておくのか!?という特別な方ではないのです。患者さんにも患者さんなりの歯医者に来たくないなりの訳がちゃんとあるのです。とかくわれわれ歯医者は歯科科学的根拠(・・・しないといけない、こうあるべきだ!)をふりかざして患者さんに説得・説明してしまいがちなのですが、私は歯を治すよりも患者さん特有の訳を解決することが大事であると思っております。
実際にはすぐに治療になりがちなのですが、治療に先立って「精密検査+予防プログラム」を行っていますので、治療したところが再発のむし歯(歯周病)になる確率はすくないでしょう。また自宅での予防プログラムの実践で患者さん自身にも治療に参加していることが分って頂けるので、治療期間は長くなっていますがいい結果につながっております。

  • 第21回 前歯が咬んでいないと歯周病は進みます  2011年1月21日UP!

この患者さんは奥歯2本がグラグラになって来院しました。グラグラになった理由は問題点①~⑤に示した事なのですが40歳後半からかみ合わせの影響により歯周病があると、一気に症状(具体的には歯ぐきが腫れる、咬めなくなる、歯がグラつく)が進む方が多いように思います。

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