特集:患者さんからともに歩んで教えてもらったこと|歯周病 横浜市|歯周病治療センター横浜

  • 第20回 主人から「お前そんなに磨くと歯が減るぞ!」と言われるのです!?  2011年1月14日UP!

この患者さんは普段何も言わないご主人が、ことデンタルフロスについて以下のようなことを言うそうです。それは、「そんなに糸(デンタルフロスの事らしい) をやると歯がすり減るから、やめろ!歯間ブラシに変えなさい!」と言われているそうです。また、「糸でこすったら銀歯がとれるから、やめろ!」とも言うそうです。
このやり取りは長島歯科で予防プログラムを受けていただいた方々には、ご主人の言い分はちょっと違うのではないか?とお分かりなるかと思います。そうこの患者さんも歯周病の成り立ちについて予防プログラムを通して学んでおりますから、ご主人が何と言おうとも惑わされずに毎晩デンタルフロスを実践している訳です。
その甲斐もあってなのか、治療終了時(H18,7月)から最近のメンテナンス(H22,11月)までの4年間は問題ありません。4年の間問題ないのはメンテンスに来てクリーニングをしているだけではなくて、 基本となっている自宅での予防プログラムの実践がしっかりとしているからなのですね。そんなご主人にこの患者さんは、「主人は何を言っても私の言う事なんか聞いてくれないのよ!」と嘆いております。

  • 第19回 奥歯一本でも失うと後が大変になるのです。  2011年1月7日UP!

初めていらした時から両方の歯がない状態でした。 話を伺ったら、数年前に片方の奥歯がなくなり、その後で反対側の奥歯が なくなったそうです。 どうしても片側がなくなると、反対側で咬む事が多くなりこの患者さんのように 両方の奥歯がなくなってしまう場合が出てきます。 うしなった原因は「歯周病+かみ合わせの力」の複合的な要因です。
他の患者さんでも奥歯だから入れなくてもいいよ!とその時の先生から言われた という方がおられます。 患者さんもそんなに不自由していないのでそのままにしている方が多いですが そのように数面後に問題がでてくるケースがあります。 一本の歯でも失うと次々と歯がなくなってしまい、気が付くと取り返しのつかない状態に なってしまうのです。

  • 第18回 つい磨き過ぎてしまうのですね。  2010年12月24日UP!

この方は予防プログラム後、3ヶ月に一度のメンテナンス(定期検診)を行っております。磨きすぎるほど自宅での予防プログラムを実践しているのですが、まだ小さなお子さんが おり、なかなか自分の時間がとれません。限られた時間しかありませんのでつい、歯ブラシの持ち方や動かし方、磨く場所などが生活習慣の中で変化したため歯ぐきがVの字になり、膨らんでくるのです。
メンテナンスとは歯をクリーニング(PMTC)する事と思っている患者さんも多いのですが患者さんの生活習慣を聴くことが大事ですね。

  • 第17回 歯周病には仮歯(かりば)が大事です。  2010年12月18日UP!

我々の仕事って歯型をとり新しい歯を入れます。それはむし歯や歯周病の治療でも同じなのですが、治す歯の形により歯垢がたまりやすい環境をつくってしまう場合があり、かえって数年後には再発や悪化してしまう事もあります。また前歯の治療においては見栄え(審美)や発音も大きく影響されます。
普通はすぐに歯型をとり新しい歯を入れることを経験されたことがある方が多いとおもいますが、患者さんが期待していたものとはちがうものができた時が非常に困るのです。出来上がったものはなかなか修正が効かず先生と患者さんの間でトラブルの元にもなりかねません。
私は前歯の場合は特にすぐに歯型を取らないで仮歯のまま患者さんにしばらく使って頂いております。使ってもらった仮歯を患者さんの要望や希望を聞きながら手直しして、生活に支障がなかったどうかを確認して、仮歯を参考にして新しい歯を作るようにしています

  • 第16回 虫歯や歯周病にならない予防の仕方を知っていれば…  2010年12月10日UP!

治療前の状況はほとんどの詰め物は保険外の歯(俗にいい歯・高い歯とみなさんは言います)で治療されておりました。しかし目で見ても、レントゲンで見ても治療した所からむし歯が多数できている状況でした。
患者さんの多くは保険外の歯で治すということはもうむし歯や歯周病にならないと思って治療結果に期待して治されると思うのです。しかし多くの患者さんを診ておりましと、またむし歯や歯周病が再発している方が多いように感じます。それでは治した意味がありませんし、患者さんにとっても不幸なことだと思っております。
ではどうしてこのようなことが起きるかといいますと、きちんと虫歯や歯周病の予防の仕方を理解されていないのではないかと思います。「先生の予防治療行為+患者さんの自宅予防行為」が成立しないとうまくいかないのです。その患者さんの自宅予防行為が当院の行っている予防プログラムなのです。

  • 第15回 ちゃんと治そうと思うと時間がかかります  2010年12月4日UP!

(治療前)
つい最近なおしたばかりの歯が咬むと痛くて来院された患者さんで、一緒に鏡で確認していったら銀歯の周りが黒くなっていて、またフロスでの銀歯の適合状態を調べたら、フロスの糸がひっかかる状態で再度治療する事になりました。私が付きっきりで2本の奥歯を精密に削って歯型を取って仮歯をいれるまでに2時間かかりました。
そして出来上がってきた歯を合わせるのにかかった時間は1,5時間で、治療に要した時間は計3,5時間です。なぜここまで時間がかかるかと言うと
完成した歯がフロスでひっかからなく歯垢の管理ができる歯型をとる(2時間の理由)
完成した歯によって咬み合わせが変わらないようにすること(1,5時間の理由)

(治療後)
患者さんとなにげなく話してたら、今まで銀歯を装着した当初は咬み合わせがしっくりいかなく銀歯が高く感じて調整してほしいと先生に告げたら「そのうち慣れますよ、あたらしい靴も最初は慣れないでしょ、それと同じですよ」と言われたそうです。そういう場合もあるかもしれませんが、私は完成した歯を入れた当初から咬み合わせはしっくりいかなければいけないと考えております。それは治療した歯周病やむし歯の安定にとって咬み合わせは大事な要素だからなのです。

  • 第14回 患者さんの声(谷田明士さん)の方のその後  2010年11月27日UP!

入れ歯を3月に入れる前に歯周病の治療(レーザーでの治療:1dayペリオシステム)をしてから色々な物がたべられるようになった。外で食べる時には注文できないものばかりだった。メニューを見て「これはダメだ!」とか思っていました。
お店に入って何も食べられる物がなく注文に困り、仕方なく注文して食べてみても食べられなく困った事もありましたよ。

今までどこか痛いのがあるのが当たり前だった、メンテナンスもせずに入れ歯も入れてなくてよくここまで持ったと思いましたよ。先ほども痛い所があって診てもらうと、磨けていないので痛くなったのが良く分かりました。こうしてよくなって定期的に診てもらう事(歯周ポケットの深い所を機能水ステリで歯こうの洗浄)の大切さが良く分かりました

  • 第13回 歯周病のアドバンス治療  2010年11月19日UP!

(初診時)
最初下の歯がグラグラして来院されました。
歯周ポケットが深くてどこまで助かるかどうか分からなかったですが、患者さんの自分の歯を治したいという気持ちを信じて予防プログラムを実施しました。
(予防プログラム終了時)
だいぶ改善してきましたが、歯周ポケットが6ミリ以上ありますと、安全域である3ミリ以内になるのは難しい状況でしたので、患者さんと話合いの上、積極的治療(アドバンス治療)をすることに
なりました。
(切開+レーザーメンテナンス中)
私も正直これだけ改善するとは思っていなかったですが、これなら十分に抜歯しないでいけるでしょう。切開後1,5カ月ごとのメンテナンス中です。

  • 第12回 犬歯を含んだブリッジは難しい(咬み合わせと歯周病と糖尿病) 
      2010年11月12日UP!

2003年に入れた歯(ブリッジ:なくなった歯をその端の歯を削って治す治療方法)が糖尿病を併発し歯周病を悪化させて力のバランスの難しさから抜歯せざるを得なくなりました。
もともと最初にお越しになったときから犬歯(属称:糸切り歯ともいう)がない状態で「なくなりにくい犬歯がなくなる」⇒「咬み合わせに問題あり」を意味します。それに歯周病を悪化させる糖尿病が加わると咬み合わせを含めてマイナス因子が増えます。
じゃ、私が何を患者さんにして差し上げられるかは患者さん個々によってでき方がちがう歯周病の正しい認識を与え、その中で患者さんが自分自身で行ってもらう予防プログラムの強化しかありません。本当に犬歯がからんだ治療はむずかしく、我々医療者は避けて通りたいのが実情だと思います。

  • 第11回 入れ歯の作り方も歯周病治療の一つです 2010年11月5日UP!

歯周病になってやむを得なく歯を抜いてしまう場合があります。仮に1本歯を取ってしまった(患者さんには抜かれたという思いが強いですが)場合は抜歯した周りの歯も歯周病に侵されている状況が多いのが実情です。

入れ歯の場合は取ってしまった歯の隣に入れ歯を支える針金をつけるのが基本であり、隣の歯周病になっている歯に針金をつけます。すると余計にグラグラしてきて2,3年後には針金をつけた歯を抜歯しなくてはならない場合もあることは事実なのです。
 

本来咬むためや周りの歯を守るために作る入れ歯が抜歯を促進(?)してしまうのです。一般的には50歳過ぎから入れ歯を入れ始めるのですが、50歳過ぎから残存している歯の本数が急速に減るのと因果関係があると思います。(右のグラフを見て下さい)

そうならないためにも歯周病の治療には入れ歯の設計も非常に大事になるのです。
 

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