特集:患者さんからともに歩んで教えてもらったこと|歯周病 横浜市|歯周病治療センター横浜

  • 第10回 何が患者さんをここまで変えさせたのだろうか? 2010年10月30日UP!

この患者さんとは私が横須賀で勤務していた時からの方でもう20年位のお付き合いです。今入っているかぶせ物や詰め物は私が治療をさせて頂いたもので、28歯すべて治療してある状態です。ということは虫歯や歯周病になりやすい事を意味します。
 

20年間治療の間やメンテナンスにおいても予防プログラムの再確認や生活習慣の改善も指導させて頂いても歯垢が多く残り、歯ぐきの腫れや出血、虫歯の再発が絶えない状態でした。非常に危険な状態でした。今回6年ぶり(H22.7月)に来院して、2カ月後(H22.9月)の状態にビックリしました。20年間今まで数えきれない程指導させて頂いたのに、改善してくれなかった患者さんが何故ここまで気持ちを切り替えてきれいにできるようになったのか不思議でなりませんでした。


患者さんに聞いたら6年ぶりに詰め物がとれて来たときに私に口の中を見せてもらったときに日常生活や仕事も変わったによりこんなに口の中が悪化してしまったことにこのままじゃまずいと思ってくれたとのことです。人から言われるより患者さん自身で気づいてくれて自らを変えてくれました。患者さんを信頼して待った甲斐がありました。

  • 第9回 妊娠7カ月目でしたが 2010年10月23日UP!

この患者さん(20代)が来院された理由は詰め物がはずれたという事でしたが最初の状態はご覧のようなすごく歯ぐきが腫れている状態でした。歯ぐきはむし歯と違って痛みを伴うことが少ないので(自覚症状が出た場合はかなり進行しております)放置しまいがちです。
私はこの患者さんの将来の事を思い、患者さんが望むむし歯の治療だけで終わらすことはできないと判断して予防プログラムを提案しました。

患者さんは最初虫歯の治療にきたのになんで予防なのだ!戸惑っておりましたが妊娠前に「予防プログラム+むし歯の治療」は終了しました。その後妊娠中はつわりがひどく自宅での予防プログラムの実践が十分に出来なかったので、7カ月後目にすこし落ち着いたころに来院されました。

私も最初の写真と7カ月目の写真とを比較してビックリしました。ふつうは妊娠中が歯ぐきが腫れるものですが、その逆の状態です。この患者さんに歯の大事さが分かってくれて歯医者冥利につきる思いでした。

  • 第8回 歯周病と咬み合わせの関係 2010年10月16日UP!

今まで多かったのが知らず知らずの間に歯が動いていたという方がですね。しかし、最初に来院される主訴(患者さんが困っている部位)は違う所なのですね。
動いても痛みがないせいか放置されていて、動いている所が本人でも気になって来院される頃には、もう取り返しがつかない状態になっている場合が多いように感じます。歯周病になると歯が動き、上下の歯のかみ合わせ(当たり具合)がちがってくるのでますます歯が動く結果となり悪循環に陥ります。

歯周病を治すのは咬み合わせとのバランスの関係も考えながら治療する必要があります。患者さんも元の位置に戻した咬み合わせの位置関係が歯周病でまた悪くならないように歯垢の管理(予防プログラムを覚えて自宅で実践)をしっかりやってもらわなければいい状態は続きません。その中には生活習慣も見直してもらう患者さんが多いですね。

  • 第7回 患者さんの気持ちの変化 2010年10月08日UP!

最初(初診)に来院されたのはH13年で詰め物がとれたのが理由でした。歯を磨くと出血はありましたが歯ぐきが腫れているのには気ずいておりませんでした。当然歯周病も進んでいることも気がついていない状態でした。
精密検査において歯周病であることに自覚を持ってくれて、予防プログラムで歯周病の治療に取り組み良くなったのですが、仕事が深夜まであるためしばらく通院が途絶え、再来院したのがH18です。最初に来院された歯ぐきの状態に戻っておりました。(歯周ポケットの深い場所の増加
本人も自宅での予防プログラムの実践ができなくこのままじゃ、マズイと思ってくれたので(意識改革)H20には改善が見られました。またこの頃からメンテナンスにおいてレーザーも使用しており安定した状態が続いております。


  • 第6回 レーザー照射と予防プログラムの効果 2010年10月1日UP!

この患者さんは高校生でブラッシングもままならなく歯垢も著しく残っております。
白濁しているのは初期のむし歯で、「削って詰める」の治療の前にまだやることがあると思ったのです。歯垢の管理である予防プログラムが患者さんに身についてくれるまで時間がかかりましたががんばってくれました。
歯垢の管理が不十分であるとむし歯が再発するからです。またレーザーを当てると(照射)、歯が10倍硬くなり、相乗効果でここまできれいになりました。引き続き削らないで経過を追っていくつもりです。「予防に勝る治療はない」と思うゆえんです。


  • 第5回 ふつうは腫れるものですが… 2010年9月22日UP!

この方は歯周ポケットが深くて歯ブラシとデンタル・フロスによる歯垢の管理ができなくやむを得なく歯ぐきを切開させていただきました。

以前にも歯ぐきを切開した経験のある方で痛みがでることを心配されていて、私も患者さんが心配されるのも無理はないと思いました。むしろ当然だと思いました。いやなイメージはなかなかぬぐいきれないものですから・・・。
しかし、心配をよそに腫れなく痛みも出なく、逆に患者さんもあっけなかったのかビックリしておりました。それはこの患者さんが自分の歯を守るために予防プログラムをしっかり行い、口の中の全体の歯垢(細菌)のコントロールができていたからなのです。

予防プログラムで歯垢の数が減っていたので傷口からの感染がなかったということです。よく「親知らずの歯を抜くと腫れる」というのも、歯垢の管理ができていないので傷口から歯垢が入り感染して腫れるのです。親知らずを抜くから腫れるのではないのです。

私はこの患者さんの口の中をいつも見るたびに、他のみなさんもこの患者さんのように自分の責任で歯垢のコントロールが出来ていればいいなあ~と思っております。それほどこの患者さんの口の中はピカピカなのです。

  • 第4回 ぐんぐん歯ぐきが良くなっています。 2010年9月18日UP!

この患者さんが初めて(H21、6月)お越しになってからH22、9月で1年3カ月になります。
最初(初診)の時からの写真を見ていただければ分かると思いますがここまできれいになるとは私も思っていなかったのです。

検査+予防プログラムを通してどうして今まで一日3回毎食後歯磨きをしているのにもかかわらずむし歯や歯周病になってしまったのかが患者さん自身で分かり、そしてどうしたら予防できるかの対策もわかるからなのです。

結果としてそこには生活習慣の改善から始まり、自立して自分の歯を守ろうとする患者さんの意識改革の成果なのです。

  • 第3回 だから歯石を取ってもらうと歯ぐきが腫れるのです。 2010年9月17日UP!

今までの歯科医院で歯周病といわれ歯周ポケットの中の歯石を取ってもらったら歯ぐきは腫れるし、歯が浮いた感じがして咬めないから診てほしいと言ってお越しになった患者さんが最近増えました。
 

歯周病の治療においては歯周ポケットの歯石をとることは重要です。しかし、いきなり歯石はとってはいけないのです、それは口の中の歯垢(ばい菌のかたまり)を減らしてからではないと、歯石を取るときに出血しばい菌に感染します。それが血液に入り、全身に行きます。敗血症にもなりますし、非常に危険なのです。それを防ごうと思い歯ぐきが腫れるのです。
 

やっぱり予防プログラムで歯垢の管理を十分に行い、ばい菌の数を減らしてから歯石を取ると出血も少ないし腫れない(または腫れ方も少ない)から患者さんにとっては安全で楽なのです。

  • 第2回 患者さんから話をよく聞かないと分かりません。 2010年9月13日UP!

この方は20代の女性ですが、口の中を見た時「どうしてしまったの?」と思ってしまいました。再発したむし歯はいっぱいだし、歯ぐきは痛々しいくらい赤く腫れておりました。
話を伺いましたら仕事が忙しいため、疲れを甘いもので補うとのことでした。生活リズムも不規則なようです。生活習慣にもむし歯や歯周病を引き起こす要因があります。生活習慣を改善しないで、ただむし歯の治療をしてもまたむし歯は出来るし歯周病の治療も成功しません。それでは患者さんが可哀そうです。ここにも生活習慣病と言われる所以が見受けられます。
  • 第1回 妊娠前と後の比較 2010年9月8日UP!

初診の時(H21,1月)はきちんとして予防プログラムをしらない状態でしたので歯ぐきが腫れているのも無理ない状態です。
妊娠中はつわりがひどく歯を磨けない状態だったせいかH22年9月までの間に歯医者に行く夢を3回見たそうです。出産後も納得いくように歯を磨けない日々が続いたそうですが精密検査+予防プログラムまで終わっていたのでむし歯や歯周病の進行もなく初診の時(H21年1月)より歯ぐきの状態は健康的です。
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